シリカは、アルミナと同じく古くからのセラミックスの中心で、なおかつ重要な素材です。たぶん誰も呼んではいませんが、アルミナ、ジルコニアとともに「セラミックス御三家」ではないかと思います。世界中の優れた伝統的陶芸技術はシリカなくしてはありえません。
比重が軽く、低熱伝導、低熱膨張、優秀な熱衝撃抵抗といった特性があり、多くの用途に用いられています。
金属溶湯に対して濡れにくい性質で、冷却後の剥離が容易です。
つくばセラミックワークスでは、以下の材質を基準とした製品をラインナップし
お客様の使用条件に合わせて最適な改良を加えてお届けしております。
シリカガラス緻密質耐火物
BSGは、高純度のアモルファスシリカ原料を硼珪酸ガラス相によって緻密化したシリカガラスセラミックスです。
熱衝撃抵抗の優秀さから、金属溶湯用サンプラーとして、また、不透明石英ガラスの安価な代替品として、焼成用容器、セッターとして性能を発揮します。
寸法的にも、400Φ程度の大きさまでの実績があります。
短時間ならば、1500℃での使用も可能です。