カルシア（CaO)は、他の酸化物素材と比較して、還元されにくく、大気中はもちろん不活性ガス中、特には真空中において熱力学的に非常に安定した性質を持っています。また、各種金属、合金との反応が小さく、脱酸、脱硫、スラグ除去といった精錬効果が高いことからチタンをはじめとする新素材開発分野からも注目されています。
　つくばセラミックワークスのカルシア製品は大幅な耐消化性の向上が施されており、保管の問題も高いレベルでクリアーしております。

もちろん、一年を通して製造供給可能です。

カルシア多孔質耐火物

　HHH-Pは純度98％、つくばセラミックワークスのカルシア基本グレードです。

耐消化性、形状の自由度に優れています。

高純度カルシア多孔質耐火物

　HHH-Nは純度99％、ハイグレードモデルです。耐消化性は基本グレードであるHHH-Pに若干劣りますが、精錬効果はより高まっています。

 

物性値
CaO 98%

 

嵩比重　　2.6〜2.8

気孔率　　１７〜２０